DANDELION*タネのつぶやき小屋

海外生活を終え日本に帰国子育て真っ最中。感じたことをボソボソと…

【ワーホリ】ワーホリ中に100万貯めた話。

こんにちは。

たねです。

今日は
「ワーホリ期間中の仕事」についてと
「1年半のお給料で貯まった貯金額」をズバリ‼お話したいと思います。


日本以外の国で実際に働いてみないと分からないことってたくさんありますよね。
なので私が働いてみて感じたこと、日本との違い等について書かせていただきますね。



まずワーホリというものはその期間中に働いても、働かないで遊ぶことに専念してもどちらでもいいビザです。
ただせっかく海外で生活して、しかも他にはなかなか無い"働くことができる”ビザを持っているんなら働く経験をしてみるのもイイと思います!

まぁ、そう言う私は働かなくてもイイくらいに貯金があったら仕事なんてしていなかったと思いますが…(笑)



■私はワーホリが始まってすぐに3ヶ月間ESL学校に通いました。ESL語学学校について私なりの感想は以前の記事でまとめているので興味のある方は是非そちらをご覧下さい。⬇
https://himawarinotane25.hatenadiary.com/entry/2020/03/26/074150

在学中は特に仕事をすることなく学校一本で過ごしていました。
そして3ヶ月後、学校を卒業して数週間はのんべんだらりと暮らし…(笑)
貯金の残金がわずかなことにビビり始めたのを機に重い腰を上げ職探しを始めました(笑)


■まず私はカナダに来るに当たり70万円程持って来ました。そこから家賃、食費、学校費用、雑費などを払いながら学校に通った3ヶ月を過ごしました。

卒業してから数週間のんべんだらり生活をしている時には残金20万円程まで減っていました。

主人とは別々のESL学校に行っていましたが同じ時期に入学したので、同じ時期に卒業しました。でも主人はのんべんだらり生活することなくスパッと職探しを始めすぐに働き始めました。
そんな姿も見ていながら家でゴロリゴロリしていた私も貯金残高を見て「こりゃヤベー」と思い始めたんです。


【仕事を探す方法】
職探しと言えば履歴書。
海外でも当然履歴書的なものはあります。こちらでは「レジュメ」と言います。レジュメはカナダに来る前に日本で大体を仕上げていたので、手直しする程度で済みました。自分だけでは不安だったので通っていたESLの日本人スタッフ(日本人生徒のサポートをしてくれる人)にレジュメを添削してもらいながら完成させました。
※レジュメについては次回、詳しく書かせていただきます。

そして、あとは携帯でひたすら求人情報を見て自分の希望に合った所を選び出してはメールを送るという作業を繰り返しました。

ここで私が使ったのがカナダに居る日本人がよく使う掲示板サイト(Jpcanada)です。
そちらに仕事求人情報ものっているのでソコから探しました。
日本人用の掲示板なので求人も日本食レストランのサーバーやキッチンでのお仕事、日本人スタッフが居る美容室等、日本語でイケちゃう職場もわんさかあります。もちろん英語環境での仕事先からの求人もあります!


私は「英語を話したいから、できたら日本人が少ない所を!」とかは一切なく、ただお金が稼げれば良かったので(笑)時給と仕事内容、場所等で選びました。
メールを送っても返信がない所もあります。
メールが返ってきても希望人数を満たしたので求人は終了しましたと面接する前から断られてしまう所もありました。
ガラスのハートなのでそれだけで結構ヘコんだ私(笑)その日はもぅ仕事について行動するのを止めてふて寝していました(笑)←メンタル弱すぎですね(汗)
でも、ふて寝しててもお金はやって来ないので一文無しになる前に決めなきゃ…という焦りも手伝って重い腰を上げ職探し再開。

その後は割とすんなり面接まで進むことができ見事に仕事が決まりました(祝)
最初は「はぁーダメだったらどうしよー。怖いなー。」って思いながらドキドキ送っていたメールも、ふて寝して何かが吹っ切れたのか「断りたきゃ断わりやがれ!私のメンタルは鉄なんだ!断ったことを後悔させてやるくらい私はデキるんだから!」くらいの勢いでメールを送った所が私の職場となりました。勢いって大切ですね(笑)

私の職探し手段はメールを送るのみでしたが、もちろんダウンタウンなどお店がたくさんある街を歩いて直にレジュメを配るという手段(ドロップオフと言います)もあります!
とてつもなく勇気と根性と労力が必要な手法だと思いますが、運良くマネージャーが居てそのまま面接→即決定となったり、求人が出ていないお店だったけど行ってみたら面接できたという私の知人も居るので直接出向いた方が仕事が見付かる可能性は広がりますね!

そしてなによりも直接行くとそのお店の雰囲気やスタッフの様子を肌で感じることができるので自分に合っているかどうか判断しやすいと思います。

私のように求人情報を見てメールを送る方法は簡単だし楽ですが、文面だけではお店の雰囲気、スタッフの感じはなかなか分からないですもんね。行ってみて「えー…」ということもあり得ますよね。

ただその日のタイミングによってはマネージャーが不在だったり新人だらけの日だったりするとレジュメを置いてくるだけになってしまいます。「マネージャーに伝えておきます。」と言われることがほとんどですが、本当に後からしっかりマネージャーが目を通してくれているのかは疑問です。
そこは日本のようにしっかりしていない所も多いような…引き継ぎや連絡などはあまり期待しない方がいいかも。あくまでも私から見た印象ですが…
なのでその日の運も大いに関係あると思います。マネージャーが居たらラッキーと思うべきです!
逆にマネージャー不在でレジュメを置くだけになってしまった場合は後日もう一度行ってみるか電話してみるのもいいかも。


【仕事の内容】
私がメールを送って見事採用していただいたのは日本食のキッチンでのお仕事でした。

結局そこで1年半ほど働いたと思います。
私達はワーホリ期間が終了してもそのままカナダに滞在することにしたので、そのまま働き続けました。

仕事の内容に関してお話できるのは私が経験のある飲食店でのキッチン業務だけになってしまいますが…参考までに。

というか、そのまんまです。
オーダーが入ったメニューを作ってカウンターに出せばOK。
あとは合間合間で皿洗いをしたり野菜などメニューで使う具材を切ったり…
私は黙々と仕事したいタイプなのでサーバーよりキッチン派でした。当然、英語を上達させたい人はキッチンよりもサーバーの方がイイですね。私が働いていた職場のキッチンは99%日本人でした。出勤から退勤までずーっと日本語です。日本に居る感覚になるほど笑
ただ、毎日食材の配達に来る人がチャイニーズだったりカナディアンだったりしたので、そこで交わす挨拶ぐらいでしたね、英語を使うのは笑
あとは、たまーに短期でコリアンが入ったり学校の夏休みを利用してお小遣い稼ぎに台湾人が来たりした時もありましたが、短い期間だったのでそれほど話す機会もなく居なくなっていました。
休憩時間には賄いを食べて各々で過ごす感じでした。特に職場の中に居なければいけない決まりもないので、仲良い同士で近くのカフェに行ったり、バブルティーを買いに行ったりホント自由に過ごしていました。


【お給料·チップ】
まず私がこの職場で仕事をしていたのは数年前の話なので、現在とは異なっている部分もありますが、当日の私の時給は初めが$13でした。しばらくして$13.5に。またしばらくして$14に。少ーしずつですが、時給も上げてもらえる職場でした。もちろんその人の頑張り次第にもよりますが。

カナダの中でも州によって最低賃金は違いますが、私の住む州は現在の最低時給が$13.85です。なんと2021年までには最低賃金を15.20ドルまで引き上げる予定なんですって!なんて素晴らしいのでしょう。日本で働くのがバカバカしくなりそう…

お給料も2週間に1回(1ヶ月に2回)支給される形です。月の前半と後半に分けて支給されるので1回の支給額は少ないですが、支給回数が多いとやっぱりモチベーションが保てますよね。
あれ!もう給料日か!なんて思っちゃうほど。
私の所はチェック(小切手)をもらい自分で入金する形でした。
自分の銀行のATMで入金可能です。もちろん受け付けに行ってもOK。


カナダはチップ制です。
そう。働く側にとっては、なんと言ってもこの"チップ”がデカイんです。
お給料の他にチップも支給されるんですよ!
チップの支給については様々ですが私の所は週に1回、前の一週間分のチップをまとめてもらっていました。毎日、その日の分をもらえるところもあります。チップはどの仕事でももらえる訳ではないので職探しの際にはご注意を。

私はこのチップで生活費や雑費をやりくりしてお給料からの出費は家賃くらいでした。あとのお金はもちろん貯金。そりゃ貯まりますよねヽ(´エ`)ノ

まぁ、私達は外食もそれほどしないし、遊びに行くにしても公園をブラーっととかお金を使わない遊びの方が好きなので、なおさら貯金もできていたのかもしれません。
あとは夫婦共に飲食店で働いており、それぞれに賄いが出たので食費もかなり抑えられました。ひどい時には2人合わせて月$74って時もありました笑
一体何を食べて生きていたんでしょう笑


とにかく日本で働いていた時の方が支給額は多かったのに、カナダで働いた1年半の方が貯金できたんです。それはやっぱりチップのおかげですね!

タイトルにもある通り、1年半勤務して約100万円貯金しました。多いのか少ないのかは分かりません。でも確実に日本にいた頃よりも貯金はできていました。

その頃の支出、出費を覚えている範囲でまとめてみましょう!

【1ヶ月の内訳】
■収入
給料    $1,500
チップ   $300
ーーーーーーーーーーーー
      $1,800

□支出
家賃    $450
食費    $150
その他   $100
ーーーーーーーーーーーーー
      $700


残金(貯金)$1,100

※家賃はインターネット、水道代、電気代込み
なので携帯代も$0‼

あくまでもザッと大体の計算ですが、こんな感じです。

もちろんその月によっては支出が多くなった月もあったり労働時間が少なく収入やチップも上記の額より低かった月も多々ありました。
でも、ホントに外食代や交際費がほとんど掛らない夫婦なので、結構貯金にまわせました。
キッチンの仕事をしていた1年半の間に100万円貯金!いや、それ以上かも。
主人はどうなのか一切分かりませんが、でも確実に日本にいた頃よりは貯金できている…ハズです(笑)


はい!と言う訳では今日はワーホリ中の仕事のお話と貯金額について書かせていただきました。

カナダで仕事をしてみて思ったことは日本のようなキッチキチで仕事すると言うよりはみんな楽しくワイワイと緩ーくって感じでした。それが良かったり良くなかったり。。。
真面目な性格の私は、度々イライラしてしまったこともありましたね。引き継ぎが一切出来ていなかったり、ゴチャゴチャ汚れ具合が半端じゃなかったり。。。結局ソレを片付けるのは私かーい!とかね(笑)でも、それ以上に和気あいあいとしたアットホームな雰囲気の中で仕事ができたので、楽しかったですよ!
※これはあくまでの私の感想です。カナダ全ての職場がそうではないことをご理解ください。日本もそうなように職場によって色々な違いがあります。


色々とバーっと書きまくってしまいました。ワーホリ中の仕事については、他の方々の記事の方がとても上手に分かりやすくまとめられているハズなので、そちらを見た方が早いかもしれません(笑)
ただ、経験談のひとつとして書かせていただきまきました。
わたし的にはカナダの方が仕事をする上でも、貯金をする上でも笑顔で保てそうな気がします(笑)

では、今日はこの辺で。