こんにちは。
たねです。
もうすでに日は経ってしまいましたが
先日、我が家の息子がめでたく1歳を迎えました。
当日はお家で家族3人ひっそりとお祝いをしました。
コロナの影響…とかではなく普段から大勢でワイワイ賑やかな集いは得意ではない夫婦なので
お誕生日も特に外出する訳でもなくひっそりとお家で行いました。
海外の誕生日って家族だけじゃなく友人や親戚なども招待して広い会場や公園などを使ってパーッと派手に賑やかにやるみたいですね。
カナダもそうです。
私の知人の方もお子さんの2歳の誕生日には会場を貸し切って豪華な料理を揃えてゲームや遊具でとっても盛大に行っていました。
子供のためとは言え人を招待して自分たち主催のパーティを開催する…なんて
そんな技量は私達夫婦には持ち合わせていません(笑)
まず招待する友人もいません(笑)
我が子よ、ごめんね…
アナタにとっては大勢の人たちから祝福された方が喜びも大きいのかもしれないけれど、それは大きくなったら自分で招待して自分で主催してね(笑)
ということで、
1年があっという間に過ぎ去っていきました。
ついこの間、出産したと思っていたのに気が付けば1歳。
息子、1歳。
パパ&ママ、1歳。
何をしてきたか記憶にないくらい目まぐるしい日々でした。
本当に目がまわるんじゃないかってくらいやることが尽きない日々でした。
自分の時間なんて1秒もない日もたくさんありました。
おっぱいトラブルやホルモンバランスの崩れからたくさんたくさん泣きました。
大好きな"食べること”への時間をゆっくりとることもできませんでした。
でも幸せでした。
今までも幸せなことはたくさんありました。
でもこの幸せは種類が違うというか、
初めて感じる幸せでした。
そしてたくさん教えてくれました。
独身時代はもちろん、
結婚してからもお互い好きなように生活をして
自分の時間を自由に使い続けてきた33年間。
こんなにも自由が利かない日々は初めてでした。
こんなにも眠れない日々は初めてでした。
こんなにも食べたい物、やりたいことを制限した日々は初めてでした。
でも幸せでした。
こんなにも愛おしくて大切な存在を感じたのも初めてでした。
もちろん愛する人、愛おしくて大切で失くすことのできない存在の人はいます。
でも、それとはまた違った愛おしさ。大切さ。
私が守らなきゃと思う気持ちを含んだ愛おしさ。大切さ。
彼が私に教えてくれたことはたくさんあります。
彼の無邪気な笑顔を見ていると改めて笑顔の大切さに気付かされたり。
彼が私に手を伸ばして甘えてくる仕草に強がりなど一切ない素直さを見ていてこうあるべきなんだと感じさせられたり。
転んでも転んでも諦めず何度も立ち上がることを繰り返している姿に諦めない気持ちを持たなきゃ!とハッとさせられたり。
本当にたくさん教えてくれました。
でも、何よりも
私自身がこの世に産まれてきた意味を教えてくれた気がします。
自分は何のために産まれてきたのかなーってふと素朴な疑問を抱いたことはありませんか?
私は割と常にその疑問が頭の中で泳いでいるタイプで…
別にネガティブな感じではなく、
ホントにふと何で私だったのかなー?って。
何か意味があるのなら、その意味をちゃんと果たせているのかなー?って。
なかなか、その答えはあまり見い出せずにいました。
私でなければならないことがあったから、私は産まれてきたんだろうけど、
私にしかできないことって無いけど?ってな具合でした。
でも息子と出逢えて
私が今、ここに居るのは息子を産むためだったんだって。
この顔でこの声でこの動き方の息子は私にしか産めなかった。
そう考えたら
『ありがとう』の気持ちでいっぱいになりました。
たくさんの気付きをさせてくれてありがとう。
私をママにしてくれてありがとう。
産まれてきてくれてありがとう。
1歳の誕生日おめでとう。
それでは、今日はこの辺で。