DANDELION*タネのつぶやき小屋

海外生活を終え日本に帰国子育て真っ最中。感じたことをボソボソと…

【子育て】産婦人科のない街で暮らす妊婦🤰~妊娠糖尿病編~

こんにちは。

 

たねです。

 

さて、前回の続きです。

 

糖の再検査に向け必死に食生活を見直し、食べる順番や速さに気を付け、糖質制限をした上で再検査を実施したにも関わらず、結局超~高値の異常値で引っかかってしまったのでした。

 

そして、紹介状を受け取り指示通り、糖尿内科を受診することに。

 

もう気分は最低、最悪の状況で糖尿内科に入りました。

 

 

実はその、「ここに行きなさい」と指示のあった糖尿内科は前職(介護職)時代に利用者の通院引率していた先でした。

 

まさか、数年後に自分自身がこの場所を受診することになるなんて微塵も想像していませんでした。。。🤦‍♀️

 

 

すでに待合室ホールには患者がたくさん。

 

問診表に記入したり採尿したりしながら待合室ホールにて待っていました。

 

待合い室ホールには年配の方が多く座っている印象を受けましたが中には若い方もいたり私のようにお腹の大きい妊婦さんも座っていました。

 

 

そんな中に自分が居ること。

 

正直、何というかショックを通り越して落ち込み度が半端じゃない。

 

妊婦の私がここ(糖尿内科)に座っているということが恥ずかしいことにすら感じてしまいました。

 

今でこそ、糖尿病には食生活が原因である以外にも様々な要因はあるということを知ったので恥ずかしいという感情は起きないかもれませんが、

 

その時は「糖尿病」=「食生活の乱れ」と思っていたので、私の日々の食事内容が見透かされているんじゃないかと感じてしまい恥かしさが溢れていました。

 

あの時にたくさん食べたお菓子、何も考えずむさぼりまくったインスタントラーメン、ジャンクフード.....

 

私の過去に平らげてきたそういった身体には決して良くない物が私の背景でスクロールされていて、周囲の人はそれを見て「うわ~ひどい食事してんな!!?」って心では思っているんじゃないかとか。妊婦の癖に食事に気を付けないなんてお腹の赤ちゃんが可哀そう.....😨って思われているんじゃないかとか.....

 

今思うと、もう被害妄想というか、落ち込み過ぎてちょっとメンタルが病んでしまっていたのかと思います。

とにかくその時の私はそんな気持ちで早くこの場から居なくなりたい一心でした。

 

1時間ほど待って中待合室に呼ばれ、問診や採血、血圧、体重測定などを行いました。また、食後の血糖値測定(2時間値)も。

なんと、血糖値64。

低血糖でした。

 

実は、落ち込み過ぎて食欲がなかったのと、糖への恐怖が消えずもう何を食べたら良いのか分からなくなっている状態でした。

なのでその日の食べた物はサラダ少々。。。のみ。笑

対応してくださった看護師さんもびっくり。「うわ!低い!具合悪くない!?」と。

そりゃそうだ。。。笑

 

でもその対応してくださった看護師さんがとても良い人で、私の不安や落ち込みに気付いてくれて「そんなに気にしなくて大丈夫。ちゃんと指示通りにやっていけば心配いらにから!ちゃんと元気な赤ちゃんを産めるから。妊娠糖尿病は出産後に治る人がほとんどだから。逆に気にし過ぎるとお腹の赤ちゃんにも良くないからね!」と。

 

色々な言葉を掛けてくれました。

 

焦燥しきっていた私にとって、その優しくて心強い言葉はハッと我に返らさせられたというか、救われた気持ちでちょっと泣きました。笑

 

そんなこんなで数時間後に診察室に呼ばれ医師からの言葉は想像通り「妊娠糖尿病ですね」。

それまで、何かの間違いだったり妊娠糖尿病まではいかないから大丈夫という言葉を期待していたり、こんなに落ち込む必要がないほど軽いものだった~なんていう少しの希望を持っていたのですが、「結構な高値だね。食事指導と1日4回の血糖値測定も必要だね」というお言葉。

 

唯一の救いはインスリン治療はまだしないで食事療法と血糖値測定で様子を見ましょうということ。

 

インスリンだけはしたくなかったので、そこは本当に良かった。

 

その後は食事指導の方から食事指導の説明と食事内容の用紙を受け取り、これに数日間の食事内容を記入してくるように指示がありました。

 

そして看護師から血糖値測定の仕方の説明を受け、血糖値測定セットを処方してもらいその日は終了。

 

結局朝一に行ったのに終わったのはお昼過ぎ.....

 

血糖値測定セットも処方されたので、結構な額のお会計.....

 

 

こんな私のせいで家族(主人、息子)には長時間待たせる羽目になってしまうし、本来は必要のなかった出費もありで、自分を責めるしかできない私。

 

私が待合室ホールで待っていた時にもう一人妊婦さんが待っていましたがその人は私より後に来たのに私が終わる頃にはもう居ませんでした。

きっと、私より症状は軽く、血糖値測定などは必要なかったのかなと、勝手な憶測でさらに凹んでしまったり.....

 

というわけでその日から血糖値測定の日々が始まったのでした。

 

血糖値測定に関しては先ほども記載した通り前職が介護士だったので糖尿病の方々にも多く接することがあり血糖値測定も毎日、目にしていました。

ただ、まさか自分が血糖値測定をする日がくるなんて。。。。

 

 

引き続き、立ち直りの遅い私は気持ちの切り替えもできず、どんより暗い気分の日々を送るのでありました。

 

しかし!この後、あることを知ったことで大どんでん返しが起きることになるとは.....

 

この時はまだ知る由もなかったのでした。

 

 

 

つづく。