DANDELION*タネのつぶやき小屋

海外生活を終え日本に帰国子育て真っ最中。感じたことをボソボソと…

【子育て】産婦人科の無い街で暮らす妊婦...🤰

こんにちは。たねです。

 

早いもので今年ももう2月に突入しましたね。

冬の寒さに耐え忍ぶ生活もあと1~2か月といったところでしょうか。

雪景色を見るのは好きですが、やっぱり寒いのは嫌。。。

早くこの寒さから解放されたい!!!!

 

 

さて前回の記事で妊婦生活が始まったことはお伝えしました。

 

しかし喜びも束の間、驚くべき事実を知った我が家。

 

そう。タイトルにもあるように私が住むこの街に産婦人科が無い・・・???!!!

 

え。。。そんな街ってあるの???笑

 

人間が住んでいる場所には子供を産むために必要な施設があって当然と思っていた私は甘すぎました。

 

私が住んでいる街はド田舎。

そりゃこんな人口わずかな街での産婦人科の需要と供給を考えたら無いのは納得かもしれません。

そんな訳で産婦人科探しから始まった3年振りの妊婦生活。

 

最寄りの産婦人科は車で30分の距離。

何も考えずそこにしようと思ったのですが、私たちが望む条件とその産婦人科を比較してみると、ほとんどの条件が合わず.....

 

そのため少し距離があっても大きな街まで範囲を広げて考えることにしました。

 

これから何度も通い続ける産婦人科。どんどん大きくなっていくお腹。3歳のまだまだ幼い息子もいる。

 

燃料費(金銭面)、時間、長時間の移動など大変さは距離があればあるほど大きくなる。。。。

でも、このお腹の子が産まれてくる瞬間は一生に一度しかない。

主人と話し合い少し負担は大きくなるかもしれないが、大切なこの子が誕生する瞬間を私たちが望む環境で迎えようという結論に至りました。

 

 

ちなみに私たちが産婦人科に望む条件は.....

①立ち合い出産ができる

②女医であること

③陣痛促進剤は使用せず赤ちゃんのタイミングで出産する

 

主にこの3つでした。

 

①は数年前であれば、どこの産婦人科でもたいていは立ち合い出産可能だったのだと思います。ただコロナウイルスにより今現在は病院の面会も制限が厳しくなっているのと同様に出産についても立ち合いできない所が数多くあることを知りました。産後の面会までも。

 

 

感染予防対策、妊婦さんを守るためには必要なことだということは分かります。妊娠後期の妊婦さんが感染すると重大化するということも聞きました。

でも正直、主人だってお腹の子の父親です。

私と同様にお腹の子のたった一人の父親です。

なのにこの世に誕生する瞬間を直接目で見ることができず、なんなら産まれてから退院までの数日間、会うこともできない。抱っこしてあげることができない。なんて。

仕方のないこととは思いつつ、納得できない私たち。。

 

息子の出産はカナダだったのですが、そこはパートナーの立ち会いは当然!

逆にもし立ち会わないとなったら、話し合いの場が設けられ立ち合いする方向に持っていくという程、立ち合い出産は当たり前。

私たちはそれに納得、賛成です。いろんな意味で男性もその場に居るべきだと思います。

我が子の誕生の瞬間を夫婦で(家族で)一緒に迎えるためにも。

嫁の痛みや苦しみに耐えながら必死に頑張っている姿を見てもらうためにも。笑

 

息子の出産に立ち会った主人は今でも言います。本当に立ち会って良かった。あの瞬間は感動し過ぎて涙が止まらなかった。絶対に忘れられない。と…

 

 

出産は壮絶です。命がけです。

その時間を夫婦で(家族で)乗り切ることって素晴らしいこと、そしてとても大切なことだと思うんです。

 

コロナ禍が落ち着いたらもう一度、出産をやり直すなんてことは不可能なんです。

だったら、どうにか立ち合い出産できる方法を考え抜こうと私たちは決意した訳です。

 

ふうー・・・🤦‍♀️熱くなりました。笑

 

 

 

 

②女医であること。

これは主人の強い希望でした。元々、カナダでの出産しか経験していない私たち。

私が行っていた産婦人科は男性医師、男性看護師は皆無でした。みんな女性。

その時は何も考えていませんでしたが、今回日本で出産するにあたり日本の産婦人科はほとんどが男性医師!驚きでした。それは主人の方が衝撃的だったようで、カナダでの雰囲気に慣れていた彼にとって「え。男が診るの?!」という違和感が強く、どうしても女医を探してほしいとのことで、探してみると、まあ!女医の少ないこと…少ないこと.....💦

 

という訳で、通うことができる産婦人科はさらにさらに絞られるのでありました。笑

 

③陣痛促進剤を使用せず赤ちゃんのタイミングで出産する

これについては、元々条件には入っていなかったのですが私たちの場合は”距離”が理由で陣痛促進剤を使用する可能性が大きいと思った時に、ちょっとそれは違うという違和感が生じ条件に追加されました。

たとえば自宅から1時間、2時間離れた産婦人科にて出産をする場合、その多くは予定日前に入院し陣痛を待つか、あらかじめ出産する日を決め陣痛促進剤にて陣痛を促し計画的に出産するかの2点になると思います。

 

もちろん予定日を超えても産まれてこない、赤ちゃんや母体に異常があり自然な陣痛を待つことが最適ではないといったようなやむを得ない場合は陣痛促進剤を使うことになると思いますが、距離を理由に赤ちゃんのタイミングではなく私たちの都合で出てきてもらうのは私たちの望むお産とはちょっと違うのかなと感じたのでした。

これはあくまでも私たち夫婦の中での意見、考えなので自宅から遠方により陣痛促進剤を使用する方々を非難している訳ではないのであしからず。

 

といったことを考慮しつつ条件に当てはまる産婦人科を探し始めたのでした。

 

さてどうなることやら。

無事に納得できる産婦人科と出会い

出産を迎えることができるのか.....

 

 

次回へつづく。。。